Lainの展覧会

サブカル界隈で有名なゲームに「serial experiments lain」というのがあるんですが、最近何周年でもないのに期間限定のショップが開設されたりとにわかに盛り上がってるみたいです。海外にもファンがいるようで、入手困難なゲームを再現したサイトとかも作られています。(この手の説明はガチですごい先人がいるので省きますが)
そんな流れの中でオンライン展示会みたいなのが一昨日発表されたようなのでやってきました。

メールアドレスとパスワードを入れてアカウント登録を終えるとVR画面が表示されました。
ブラウザ上で3D空間の中をクリックしながら進むようになっていて、Layer(部屋)1では当時の開発方法が解説され、Layer2ではファンアートが展示され、Layer3ではアニメの内容が簡単に説明され…と分かりやすい構成になっていました。
最初の解説では「何かかっこつけてると思う所もあるかもしれませんが、そういう作品なので(笑)」と言っていたのが時間がたった感が出ていました。
絵とか描ける人は#lain2020のハッシュタグをつけて投稿してみるといいかもしれません。

雰囲気も良く、作品のちょっと暗い感じ(作者自身もサスペンスを意識したと言っていた)があっていいと思います。
あと4人まで同時に音声通話しながら見ることができるみたいで、lainを知ってる友達とかといっしょに見るのもいいかもしれません。(僕にはそんな人はいませんが……)

ある程度内容の解説もされているのでどういう作品か分からなくても一応楽しめると思います。ちなみにアニメ本編はプライムには無いので見るのがちょっと面倒くさいです。

最後まで行くと”現実”の展覧会と同じようにショップに転送されます。スマホケースやバーチャルフィギュア(モデル)が売っているんですがリアル版とデジタル版が存在し、デジタル版を買うとスマホ上だけで見ることができるスマホケースが貰えます。3Dモデルならまだしもアクリルスタンドのデジタル版って何だろう…?

途中リンクがクリックできなかったりバグって先に進めなくなるなどはあったもののオンライン展示会というのは今の時代に合っていて、新しい試みだと思いました。

自分はアニメを一通り見ただけなので深くは言えませんが文化祭などもオンラインで行われる様になり、今まで実際に足を運んでやってきたことがオンラインに移行していく流れを確かに感じました。オンライン授業、オンライン展覧会となっていった先にlainで示されたようなことが起こるのかもしれません。(やや強引)

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