基本情報技術者試験に合格しました

申し込み

会場でのテストはオンラインが使えない人だけになったようです。プロメトリックのサイトから申し込みましょう。
Internet Explolerでの申し込みを推奨します。Firefoxでやったところ、エラーが出て何度かやり直しになりました。

午前

イエローテールのよくでる問題集(↓)がおすすめです。その名のとおりよく出そうな問題に絞って対策ができます。また一通りの用語解説も付いているのでだいたいカバーできます。
自分はブックオフで中古を買ったのですが、新しい用語等は載ってないので最初から最新のを買ったほうがいいと思いました。

実はFOM出版の対策テキスト(↑)を最初に買ったのですが、羅列的すぎて要点を掴みづらかったです。午前試験は60%程度過去問の使いまわしと言われているので、実際の問題をやりながらの方が身につきます。イエローテールの解説でも分からなかったりもっと深く学びたい場合は参考にする程度なので、買うのは余裕があったらでいいと思います。

また、基本情報技術者過去問道場で何度も練習する事も有効でした。空いた時間に何度もやっていると自然と用語を覚えていきます。過去問の傾向からも完全に新規の問題は半分程度で、半分は過去問題を選択肢の順番を含めて(!)同じものが出されているような気がします。基本情報技術者過去問道場に選択肢のみのモードがあるのはそういう意味かもしれません。

午後

午後は同著者のよくでる問題集を使って勉強しました。所々誤植があるので気をつけたほうがいいかもしれません。
また、この本にはソフトウェア開発の問題が載っていませんが、過去問を見ながらアルゴリズムと同じ要領で解くといいと思います。

午後試験は知識問題の割合は少なく、実際に書いてある状況や方法を理解して解く問題が多くなっています。

午後の試験は必修科目と選択科目に分かれているので、選択科目を効果的に選ぶことで勉強量を減らすことができます。
基本情報技術者試験.comの記事が分かりやすいのですが、情報セキュリティアルゴリズムは必須でソフトウェア開発は言語を選べるようになっています。またそれ以外の2つは当日出題された4つから選択することになっています。

このような構成からネットワークは勉強を省くことができます。個人的にはハードウェア・ソフトウェアはアルゴリズムにも関係している上、問題範囲も狭いのでおすすめします。システム戦略ソフトウェア設計は出れば簡単なのですが、あまり出ない気がします。データベースもハードウェアの次に勉強しやすいです。

ソフトウェア開発は自分の使ったことがある言語か、全く経験がない人はアセンブラを学ぶことになります。経験がない上に時間もない場合はPythonやCで類推を使うのも手かもしれません。
個人的な勉強順は情報セキュリティ→ハードウェア・ソフトウェア→ストラテジ系→アルゴリズム・ソフトウェア開発→保険の選択科目としました。当日に行ったのはストラテジ系が出なかったので代わりにソフトウェア設計を解きました。

結果

全体で4ヶ月の勉強で午前試験79点、午後試験75点で合格することができました。前半はFOMの教本で勉強していてあまり効率ではなかったのですが、C言語を触ったことがあったためソフトウェア開発で得点をとることができたからというのもあると思います。

アルゴリズム・ソフトウェア開発は予想していた通り難問でした。感覚的には一方ができればもう一方もできるような似た構成になっていました。
しかし、マーク式という特徴から類推も有効で、意味は分からなくてもそれっぽいものを選ぶとより正解率が上がると思います。

あと、就職で有利になるかというと否定的な意見が多い(入社後に取らされるかららしい)ようですが、これについては周りに確認できる人がいないのでいまさら仕方ありません。

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