フリードリッヒ・リストの像




クーフシュタインの東にEECの礎を作ったドイツの経済学者、フリードリッヒ・リストの像があります。生誕の地かと思ったのですが、調べると拳銃自殺で死去した地でした。そのためか像自体は小さめです。紅葉と景色が綺麗です。
ジム
クーフシュタイン内にいくつかジムがあり、その中でも学生割引のあるImpuls Fitnessに2か月ぐらい行っていました。設備としては日本にもよくある感じで、マシンと自由に使えるフィットネスルームがあります。日本より広いのでやりやすいです。一方、サウナとシャワーはあまり清潔ではなく行きたくない感じでした…。
食事
料理




ちゃんとミートハンマーを買ってオーストリア料理のシュニッツェルを作りました。基本的にはトンカツと一緒で、パン粉の種類Weizenmehlといって荒く、食感がよりクリスピーなぐらいです。本当は仔牛肉で作るのですが、現地でも大体のところは豚肉で作っていました。
日本ではあまり見ないシシカバブも生の状態で肉売り場に売っていました。牛肉を使ったものや豚肉を使ったものなどいくつかの種類があります。賞味期限が短いのかよく割引されていました。味はセルビアで食べたチェバピに似ていてスパイスが効いています。ただそれよりも控えめな印象で、自分で味付けする余地があるように感じました。
ソーセージコーナーには様々な種類のソーセージが売っていますが、その中でも目を引くのがBlutwurstでした。このBlutwurstは血や内臓を使って作られたソーセージで、見た目も匂いもグロテスクですが以外にも血の味はあまりせず美味しいです。ちょうどビールと合いそうな味でした。
スーパー









Lidlでは店内で焼いたパンコーナーがあります。クラプフェンは中にジャムの入った揚げパンで、非常に甘いですが美味しいです。シナモンロールとクロワッサンは日本で食べるものと同じでした。プレッツェルは表面についている塩が多く、非常に塩辛くてあまり食べられませんでした…。
食パンの1枚は小さめですが、500g入って0.8ユーロなのでとても安いです。ハム(Delicates Kochschinkenが好みでした)以外にもジャムやチョコのスプレッドがあるので朝食には困りません。
冷凍食品コーナーではフライドポテトが一番人気で、他の種類としてクロケットが売っていました。味は甘味の少ないコロッケという感じでした。
H2O Kirscheは水かと思いきやスポーツドリンクのようで、味はとても甘く子供のころに飲んだピンクの粉薬の味がします。正直スポーツ中でもこれを飲める自信はないです。
International Fair
国際交流の日として、それぞれの国の料理をブース形式で並べて食べてもらうというイベントがありました。肉じゃがを作ることになったため、アジア食品店で本だしとしょうゆを買って作りました。
反応としては、美味しいと言ってくれる人とうーん…という感じの人が半々ぐらいでした。甘めにできてしまったからかもしれません。
他国の料理では、オランダのストロープワッフル、スロバキアのジャガイモの餅?のようなものがおいしかったです。フランスはワインを配っていました。
Wörgl






クーフシュタインからCJXに乗って1.7ユーロで行ける、南にある小さな町です。ショッピングセンターや飲食店はありますがあまり特徴はない印象です。
Schwaz





Wörglよりさらに南にあるSchwazに行きました。ここも小さな町ですが、Wörglより少し大きなショッピングモール、教会がありました。山に登ると遺跡とカフェのような建物があったのですが、中に入ってメニューを見るとコーヒーよりビールが先に来ていました。夕食は友達の家でピザを食べました。
インスブルック



Schwazの先にインスブルックがあります。11月の中旬だったので、もうクリスマスマーケットが開催されていました。クリスマスの飲み物として有名なスパイスの入ったホットワインのGlühweinは赤、白、アルコールフリーと三種類あり、それぞれ3.5ユーロでした。味はというと結構甘く、シナモンと八角を中心としたスパイスもしっかり効いています。ホットなせいか風味が強く感じられ、後半はかなり飲むのがきつかったです。友達に聞くと白ワインのほうが飲みやすいそうですが、Glühweinと言ったら赤という気もします。ココアも売っているので苦手な人はそちらのほうがいいかもしれません。
イギリスとルーマニア

またもやライアン航空でチケットが安くなっていたのでルーマニアに行く計画を立てていました。しかも、直接ウィーンとルーマニアを往復するよりザルツブルク空港からイギリスに飛び、そこからルーマニアに行き、ウィーンに戻るほうが安かったのです。
というわけでイギリスにも行くことにしました。ただし、ライアン航空は日によって大きく値段が違う上、マイナーな路線は数日に1便しかなかったりするので調節が大変でした。最終的にはイギリスに一泊、ルーマニアに二泊、深夜到着なのでウィーンに一泊というスケジュールになりました。
イギリス

イギリスには夕方に着き、事前に予約していたnational expressのバスでLondon Liverpoolに向かいました。23ユーロと一番安かったClink 261 Hostelに宿泊しました。部屋は狭く、シャワーも使いにくく6人の相部屋だったもののベッドはそこそこ快適でしっかり眠れました。今回洗濯はしませんでしたが宿泊費が安いためかかなり割高だったような気がします。
それまでがドイツ語圏だったので、イギリスに到着すると見慣れた英語が公用語なことの安心感が凄かったです。






翌日はバッキンガム宮殿とウェストミンスター宮殿、ビックベンを観光しました。14時のフライトだったので実質的には半日しか時間がありませんでしたが、ロンドンは観光名所がある程度まとまってあるので十分観光できました。


イギリスは基本的に物価が高いですが、ColesやSains-buryといった小規模スーパー(コンビニのような感じ)でMeal setがあり、サンドイッチ、スナック、ドリンクで3.5ユーロと安く済みました。ただしサンドイッチはソーセージとパンの味が独特で「イギリス味」な感じがします。また、最終日には屋台のカレーを食べました。店主がインド人だったためか、日本で食べるインドカレーとかなり似ています。
ルーマニア


ルーマニアは入国時より言語の違いで苦労しました。入国審査時に目的を聞かれ、Sightseeingと言うも全く聞き取ってもらえず、最終的に「ドラキュラ!」という事で分かってもらえました。また、空港近くの駅でうろうろしていたところ、優しいおばあさんにチケットを見て何か話しかけられるのですが全く分からず、オーケーとしかいうことができませんでした。後から思うとそのチケットの電車は来ないよと言われていたんだと思います。実際にその電車は来ず、見かけた普通電車に乗り、車内で5レウ(160円)をクレジットで支払いました。
ブカレスト北駅に着きましたが、ターミナルは古く、治安があまりよくないように思いました。いくつかの店はやっているものの薄暗く、駅の中で寝ている人も多かったです。






国民の館
チャウシェスクが建てた「宮殿」こと国民の館にも行ってきました。入場には予約が必要であり、しかも電話でしか受け付けていなかったので拙い英語で予約し、見学することができました。日本人は自分しかおらず、少し気まずかったです。
国民の館は非常に大きく、内装も大胆でありながら豪華です。「本当の宮殿」に比べると大分現代風に簡略化されているところもありますが、規模がとにかく大きいため圧倒されてしまいました。








ブラン城
ドラキュラの元ネタになったと言われているブラン城は、ブカレストから130kmも離れたブラショフの街にあります。実際は元ネタでも何でもないのですが…
ブラショフからはバスでブラン城付近に行く必要があるのですが、バス乗り場は廃墟のようになっている上バスの案内もなく、観光客向けという感じではありませんでした。ブラン城の周りはお店が出ていて活気があります。
城内へ入る道は混雑していて、30分程度並ぶことになりました。内部は展示等がある普通のお城で、ヴラド1世がこのお城を立てた歴史を学ぶことができます。ドラキュラに関する記述はほとんどなかったように思います。








食事





最初の食事はレストランでルーマニア料理を食べました。肉を焼いた?感じのものと卵のオムレツのようなものの上に大量のチーズが乗っているものでした。肉は固く、味もそこまで特徴あるものではなかったような気がします。次にダブルチーズバーガーを食べました。パテが非常に厚くボリューム的には大満足なのですが何より塩味がほぼなくこれでいいんだろうか…?と思いながら食べていました。
意外にも一番おいしかったのがケバブです。道路沿いのケバブ屋ではマクドナルドのような感じで複数の店員が協力してケバブを作っていました。何より安く、ポテト・サラダ・肉がたくさん入っていておすすめです。