12月のことですが、そろそろ留学してから1年ぐらい経つので、その時の友達と合う目的で韓国に行ってきました。
旅程
チェジュ航空を利用し、12/12の14:00に成田発、16:45に仁川着→12/14の16:20に仁川発、18:40に成田着。
宿泊場所は一泊5000円ほどと安かったのでTRIPSTAY 明洞にしました。
友達の予定が分からないという事なので、宿泊場所以外は特に決めずに行きました。
到着まで
スーツケースを部屋に忘れるミスがあったものの、途中で引き返して離陸時刻の2時間前に成田空港につくことができました。成田空港の手荷物検査場で30分はかかるため2時間前についたのは正解でした。今回は食べなかったのですが、セキュリティゲート前のフードコートが意外に良い感じでした。
搭乗はなかなか始まらず、結局搭乗締め切り時間に搭乗が始まりました。
予定より30分ほど遅れて16:55に着陸し、入国申請書に記入します。出国ゲートはすんなり通り、17:15に外に出ることができました。
A’REX
仁川国際空港からソウル市内までは、A’REXという特急電車のほかに、普通の電車、高速バスで移動できます。普通の電車が一番早くて安いらしいのですが、現地でチケットを買おうとすると混乱すること必至なので、KKdayでA’REXのチケットを往復分購入してから行きました。
A’REXは出国ゲートを出てから地下に行き、電車アイコンを辿ると改札につきます。改札には券売機があり、そこでKKdayから購入したバウチャーを入力すると乗車券が発行されます。A’REXは30分に1本しかないので、事前に時刻表を見ておき間に合うように移動するのがいいと思います。



A’REX内はグリーン車のような空間で、前のモニターには竹島問題など政府広報の映像が表示されてました。
ソウル駅につき、明洞方面の地下鉄の乗り場を探します。券売機では現金しか使えないので、近くの銀行を探してATMから現金を下ろしておく必要があります。路線は番号であらわされ、その番号ごとに上りと下りがあるイメージです。同じ番号でもプラットフォームを間違えると逆方向に行ってしまいます。
宿泊
宿泊したTRIPSTAYはオフィスビルの1フロアを仕切りで区切ったような感じで、非常に簡易的な作りでした。床暖房もついていて、ベッドは少し硬いものの宿泊するだけなら問題なさそうです。ただ床が柔らかく?土足専用で、シャワーがトイレと一緒に作られているなど、絶妙に不便で次はもう少し出していい所に泊まりたいです…。ちなみにアメニティはないので持参しましょう。
夕食
近くは飲食店が多くあり、食べるものには困りません。夜はオモリチゲ 乙支路店に行き、8000ウォンのジャージャー麺を注文しました。





ジャージャー麺のサイズを聞かれ、韓国語ができないのでジェスチャーで”big one!”と言ったら食べきれないかと思うほど大盛りになりました。肉は少ないのですが、野菜がたくさん入っていておいしかったです。上のソース?は甘めの角煮のような味で、カレーに似た食べ応えでした。
キムチと黒豆、たくあんのような漬物はおかわり自由でした。キムチは韓国旅行の中でも一番おいしかったですが、黒豆はぱさぱさしていて、たくあんは日本のものより甘く口に合いませんでした。
明洞夜市場
お腹いっぱいで眠れなさそうなので明洞夜市場に行きました。



人通りも多く、屋台が出ていたりして活気がありました。お店としては飲食店、化粧品、かばん、アパレルなど様々な種類の店舗がありました。屋台の食べ物は日本人にはなじみの薄いものが多かったと思います。




市場の端にあるセブンイレブン 明洞イファ店では韓国の即席麺がたくさん並べられていて、お湯を注ぐ専用の機械もありました。チーズ味のポテトチップスが気になったので買って食べてみると、チーズの味はするものの甘く、個人的には微妙でした。
世運商店街
翌日は乙支路近くの世運商店街に行きました。商店街という名前ですが、実際には約200mに渡って建てられた中層ビルで、4階ぐらいまでが商店街となっていて、そこから上は居住スペースになっています。








南棟の1階は電飾、2階はアーケードゲーム、3階はPC・家電と階によって扱っている品物が異なります。また、値段は書いていないため交渉することになると思われます。
電飾店はまだ営業しているところが多かったのですが、アーケードゲーム店はほとんどが閉店していて、ブラウン管テレビや基盤が放置されたままになっています。唯一営業している店舗はPandora’s Boxという、いわゆるエミュ台を扱っているお店でした。3・4階はさらに営業中の店舗が少なく、閉店しているかオフィスとして使っているかのどちらかでした。










北棟は電飾の他、アンプやスピーカーなどの音響関連、電子部品を取り扱う店舗が多くありました。全体的に古く、南棟と同じく閉店している店も多いようで、あまり活気はありませんでした。屋上は開けていて、宗廟を眺めることができます。上から見ると周囲の建物がなかなかボロく見えます…。
宗廟は空いておらず、入ることができませんでした。
龍山電子商街
鐘路3街駅から龍山駅に行き、龍山電子商街につきました。もっともBTO、修理、中古販売の店舗が多く、特に見るものはありませんでした。1階にはPC周辺機器やPCパーツが売っている店舗がありましたが、市価より微妙に高価です。また、Netflixなどのストリーミングサイトの映画をDVDにして売っているお店もありました。



また、地下にはPCパーツを中心に売っている大きめの店舗がありました。どの商品もAlibabaにありそうな感じです。CASIOではなくKADIOの電卓もありました。



裏側にもいくつかの店舗があり、その中の電子タウンB棟に入ってみました。通路は狭く、中のほとんどのお店はオフィスとして使われているようです。しかし、2階以上はほとんど人気がありません。エレベーターに乗ろうとするとなかなか不穏な張り紙がしてありました…。



西側の電子ランドはショッピングモールといった雰囲気で、家電等が売っていました。その向かいには寂れた電飾の商店街があります。電飾は見飽きたので今回はスルーしました。
国際電子センター・昼食
国際電子センターに行ったものの、中には閉まっているお店、小規模な家電売り場しかなくすぐに出てしまいました。昼食を付近で探していたところ、더진미평냉という冷麺のお店があったのでそこで食べることにしました。店内では店員がテーブルで麺を手作りしていました。日本語も英語も通じないので、メニューを画像認識で翻訳し、指差しで冷麺(15000ウォン)と肉盤(17000ウォン)を注文しました。

食べ方が分からず肉を麺の上に乗せようとしたところ、店員から止められ、肉は赤いコチュジャン?のようなものにつけて食べるという事を教えてもらいました。冷麺はというと、麺自体はおいしいのですが非常に味が薄く、その上とても量が多く食べるのに苦労しました。調味料等があるわけではないのでそのまま食べきったのですが、1日目のジャージャー麺と同じぐらいお腹がいっぱいになりました。
その後調べてみると平壌冷麺は味が薄く、その繊細な味を楽しむものだそうで、もっと味わって食べればよかったと思いました。
世宗大路~南大門
ちょうど非常事態宣言が出されたときだったので、世宗大路の周辺ではデモがやってました。


南大門は衣服や食器などの雑貨が売っていて、他の市場よりも年齢層が高いようでした。





夕食~東大門~鐘路3街駅
2日目の夕食は、1日目のオモリチゲ近くの산과들그리고바다というビビンバのお店に行きました。
おかずは白菜キムチ、青い部分のキムチ?と甘く煮た芋、ふにゃふにゃで甘いメンマみたいなものが出てきました。キムチはちょっと味が薄いですが普通のキムチで、芋もまあまあの味でしたが、甘いメンマは結構きつかったです…。
ビビンバは本格的でおいしかったです。コチュジャンがホットドッグ用ケチャップみたいなボトルに入っているので味変したければいくらでも掛けることができます。



お腹が満たされたので深夜までやっているファッション街の東大門に行くことにしました。東大門までは地下通路があり、寒い冬でも簡単に到着することができます。夜だったのであまりやっていませんでしたが、地下通路にはパン屋や露店があり、ここでも買い物をすることができます。
東大門のグッドモーニングシティは、1階部分は婦人服やお土産などが売っていましたがガラガラでした。地下は閉鎖されており、上階に行けたかどうかは覚えていません。



ミリオレは割と活気があり、4階の男性服では店員から顔を見ただけで流ちょうな日本語で接客されました。今風の服も売っていて、日本ではあまり見ない奇抜なデザインの服が多かった印象です。値段は書いておらず、ここでも交渉制でした。


東大門から鐘路3街まではところどころ露店があり、ここでも衣類が売っていました。鐘路3街駅の付近では、テントのような屋台があり、中は居酒屋のようになっていました。
電車に乗って帰る途中、ノーブランドバーガーというハンバーガーチェーンでダブルチーズバーガーを注文し、食べてみました。コスパ重視のチェーンのようで、パテは合挽なのか、少しマックポークみたいな味がします。マクドナルドより少し大きいとはいえこれで5500ウォンなので、個人的にはこれならマクドナルドでいいと思いました。






東廟フリーマーケット~大学
翌日は東廟フリーマーケットに行ってみました。古いものが多く並べられているフリーマーケットで、品物の状態は必ずしも良くないようでした。しかし、規模は大きく古いメディアやラジオ、衣類などが売っているので思いがけない発見があるかもしれません。
一番気になったのはテープやCDなど、80年代から90年代にかけてのメディアが大量にあるお店でした。まったく内容が分からないので宝探し感が強く面白いです。青平和ファッションモールは少し古い感じのデザインの服が多く売っていました。人気はあまりなかったです。





最後は留学時代の友達と恵化駅の近くの은돼지식당でサムギョプサルを食べました。流石本場という感じでとてもおいしかったです。ちなみに、自分はご飯を注文したのですが驚かれました。サムギョプサルはご飯と食べないらしいです。最後に大学を案内してもらいました。

帰りは仁川国際空港からだったのですが、空港内の移動が予想より長くかなりぎりぎりになってしまい、フライトを逃しかけました。2時間以上前にはついておいたほうがいいと思います。
その他









お土産にはペペロ、オリオンのチョコパイ、セウカン、ハーシーのクッキークリーム、ダンキンドーナツの”Shine and Lime Ice Tea Zero”などを買っていきました。ペペロはクッキーがついていて美味しいですが、チョコパイとセウカンは日本の方が風味がある思います。クッキークリームは非常に甘かったです。ダンキンドーナツのは強烈な甘さのお茶でしたが、友達はエナドリみたいで美味しいといっていました。ゼロカロリーなのはいいと思います。
感想
いくつかの場所はコロナ以降人気が少なくなってしまったようですが、それでも飲食店は非常においしく、物価も日本と同じぐらいなのでおすすめです。今回チゲやプルコギが食べれなかったのが残念です。イイダコは屋台にあったのですが食べる勇気がありませんでした。