データの保管方法にはいろいろありますが、今はHDDとBD-Rが個人用のバックアップにはちょうどいいと評されています。HDDは信頼性の高さとGB/価格の良さ、BD-RはHDDと違う仕組みで故障しにくいディスクという感じです。
どちらにも欠点はあるので、最もよいのはこの2つに同じデータを保存しておく方法だとされています。BDは保存方法にもよりますが、HDDよりは部分は損が起こりやすいので、パリティを作るのが良いとされています。以前MultiParを紹介しましたが、今回はパリティを最外周に書き込めるdvdisasterを使います。
dvdisasterって?
ディスクのデータからパリティを作成したり、それから復元したりするソフトです。MultiParのディスク版と考えるのが良いでしょう。
仕組みもほぼ同じですが、MultiParと違ってファイルシステムにパリティを埋め込めるのでセクタの破損に強いという特徴があります。
元のソフトはBDには対応していませんでしたが、フォークしたバージョンではBDXLなどへの対応や新しい形式の追加が行われています。
ダウンロード
GithubページのReleaseから、最新のdvdisaster-master-win64-portable.zipをダウンロード、解凍します。
起動、設定
dvdisaster.exeを実行し、工具アイコンのPreferencesを開きます。
Error correctionタブのStorage methodをMultithreaded RS codec(RS03)に設定します。
Store ECC data inをImageにして、Target mediumはAutodetect、Multithreadingはパソコンのコア数(タスクマネージャー→パフォーマンス→CPUのコア数)から1を引いた数にします。
isoファイルにパリティを追加
データのisoファイル自体は別のソフトで作る必要があります。BurnAwareやAnyBurnなどで作れます(ディスクに書き込む際も必要です)。
BurnAwareの場合、最初の画面からISOの作成を押してファイルをドラッグアンドドロップして作成できます。
ここで重要なのが、dvdisasterは自動でディスクの空き容量全てをパリティに使うということです。25GBのディスクに空き容量がなければ、パリティは作れません。大体20%から30%のパリティが推奨されるので、1層BD-Rであればデータサイズは15から18GB程度にしておきましょう。
データのisoを作成したらdvdisasterを開き、ファイルアイコンのImage file selectionを押してisoファイルを指定します。
左のCreateボタンを押すとパリティのイメージへの追加が行われます。元のデータのisoが更新されてパリティ付きになっているので、それをファイナライズする設定で書き込みます。BurnAwareであれば、ISO書き込み画面で、設定からディスクにファイナライズするにチェックを入れて書き込みます。書き込み速度は4から6倍程度が良いとされています。
パリティは隠し領域にあるので、書き込んだディスクにはファイルとしてはパリティは見えません。データのコピーもそのままできます。
パリティから復元
読み込めないファイルがある場合は、dvdisasterで読み込むことでパリティを使って修復することが可能です。
ディスクを入れて左のReadボタンを押すことで、修復しながらディスクをPCにコピーしてくれます。もしくはScanボタンで破損がるかどうかのスキャンのみをすることも可能です。