このご時勢なので気軽に外に遊びに行けないのですが、山に登りたくなったのでそこなら少しはマシだろうと思い行く事にしました。
横浜駅からでも電車で結構時間がかかりますが、本格的な山に登れる大山に行く事にしました。
伊勢原駅から下社まで徒歩で3時間程度だそうなので、行きは徒歩で行き、帰りはバスで帰る計画です。
前準備
まず、夏は暑いので気温を調べるところから始めなければいけません。
tenki.jpで伊勢原市の天気を調べ、最高気温が30度以下の日に決めたのですが前日に見ると33度まで上昇していました。仕方ないので気温の低い早朝に出発することにしました。
登山開始
6時過ぎに駅に着き、歩き始めるのですがバスを使わないせいでずっとアスファルトの道を歩き続ける羽目になり、その上だんだん気温が上がってくるので体力の消耗が進んでいきます。
2時間ほど歩いたところでようやくこま参道というバスの終着駅まで着きましたが、もうこの時点で体力の7割ほどを使い果たしていました。
高度が上がるほど涼しくなる事を期待していたのですが、道路が整備されていて木陰がほとんどなかったため日の照りつけで体力を奪われた感じです。一応川に差し掛かったときはかなり涼しかったです。
かなり急で長いこま参道の階段を上りきり、ようやく山道に入ります。
女坂を上る
大山阿夫利神社に行くまでのルートに男坂と女坂があり、男坂の方は勾配がきつく上りにくいようなので女坂の方を上る事にしました。
ようやく山道で気温も下がって上りやすいかと思いきや、確かに気温は低くなったものの風がまったく吹かず、湿度がかなり高い状態だったので結局暑い中を歩かなければいけませんでした。
途中数段上がっては休憩するのを繰り返すほどに疲労が蓄積し、あまり記憶も残らない状態でした。
到着
大山阿夫利神社の下社にやっとの思いで到着して、10分程度放心状態で冷たい石柵にもたれかかっていました。景色は霧がかっていましたが開放感がありよかったです。まだ本社もあるのですが、体力の限界を感じ健康を祈願して帰りは男坂から帰りました。
男坂は本当に急だったので上級者以外は女坂をおすすめします・・・
帰り
帰りの道はバスを使ったのでそんなに書くことがないのですが、途中山そばと言う蕎麦屋の近くで降りました。
事前の検索ではとにかく量が多いそば屋と聞いていたので天ぷらそばを注文したところ、下から麺を食べないとつゆが付かないほどのそばが来ました。天ぷらも海老と卵?の天ぷらで独特でした。そばの味も手作りと言う感じがしておいしかったです。
ただ、個人的には夏食べるならざるそばにするのがいいと思います。
その後はもう一度バスに乗り駅まで行きました。
感想
かなり疲れましたが景色がよかったので悪くないかなと思いました。
今回は本社までいけなかったのが残念です。
3時間程度なら歩いても行けると思っていたのですが、気候や体力消費も考えて道路は歩かない方がいい事を実感しました。ただ山道に入ると景観が楽しめるのでロープウェイは乗らなくてもいいと思いました。
あと、大山程度なら上は半袖でも大丈夫そうですが虫がいると同時にかなり暑くなるため、下は薄い長ズボンかタイツのような何かが必要になる気がします。
それと、水分補給だけは多すぎるぐらいした方が良いです。