Rakuten Handを買いました

新型コロナウイルスの規制が解かれ始め、ようやく外に出られるとなった時に気づいたのが「携帯回線の高速通信容量が足りない」ことでした。
丁度よく、楽天モバイルが新規契約でRakuten Handが実質0円のキャンペーンを行っていたので回線契約と同時に入手しました。

スペックと価格

SoC: Snapdragon 720G
RAM: 4GB
ストレージ: 64GB

ディスプレイ:720×1520、115mm x 56mm(5.1インチ)、有機EL
カメラ: 広角4800万画素+深度測定用200万画素+フロントカメラ1600万画素
その他: Type-C、イヤホンジャック、モノラルスピーカー、NFC、画面内指紋認証

価格: 12980円(22/1/14までは20000円)
型番: Tinno P710

実際に使ってみて

Rakuten Handは縦に細長いスマホです。一般的な5インチの物と比べるとQWERTY配列で使う場合打ちづらいと言った弊害がありますが、それを除いてはコンパクトで扱いやすい印象を受けます。
また、ラウンドエッジになっているので触った感じがとても良いです。

スペック的には、Snapdragon 720Gは中国メーカー製の3万円前後のスマートフォンに搭載されているSoCといったところで、ブラウザや一般的なアプリは非常に軽快に動きます。ゲームもそこそこ動くと思います。もっともディスプレイの解像度が小さめなのでそのおかげもあるかもしれませんが……

カメラは4800万画素あるだけあってとても詳細に撮れます。ただ、メインで使っているiPhone SE2と比べると暗い場所での撮影が暗くなってしまったり、手振れが起き易かったりすると感じました。色合いも普通な感じで特筆する事はありません。
インカメラもそこそこに高画質です。iPhoneに比べるとカメラセンサーのそのままの画像が出ている感じがします。

有線イヤホンのジャックもクリアな音が出ます。iPhoneより高音が少し大きい気がします。

画面内指紋認証ははじめて使ったのですが以外に使いやすくて驚きました。精度が疑問で登録した指と別の指でも試しましたが、すぐに弾かれました。本格的な偽装に耐えるかは分かりませんがとりあえず使えるようです。

全体的な性能、機能で見ると2万円のスマホとは思えない作りになっているように感じました。ただし、長時間の使用でメモリがいっぱいになってしまい不安定になったり(再起動すると直ります)、購入直後からキーボードが出てくるのが遅い(ストレージ速度の問題?)など微妙に使いづらい点もあります。

コストカットの痕

ここまで使ってみて分かったのが、この機種は相当にコストカットが図られているという事です。

イヤホンジャックはあるものの、SIMソケットが存在せずeSIMのみの対応となっています。またスピーカーに見える穴は二つあるのですが、スピーカーは片方だけでもう一方はマイクとなっています。背面はプラスチックで安っぽさを感じます。

梱包も白い化粧箱に本体とケーブルと充電器、それに説明書、保証書が入っているだけのシンプルな作りです。こういった特徴から製造コストを最低限にする努力が見えます。

ただそこを削った分実用的な機能を充実させているのはキャリア専用スマホとして賢いやり方だと思います。2万円で有機ELとおサイフケータイが付き、日常生活で困らないスペックにできているのはこういったコストカットのおかげでしょう。

それらのコストカットの代償として落下などには弱そうです。長く使いたい場合はケースや保護フィルムを使うことをおすすめします。

製造元

Rakuten Handの製造元は中国のTinno Mobileとなっています。Tinno Mobileは日本でも一時期正式販売されていたWikoの親ブランドであり、”world’s leading mobile terminal ODM company”と言っているように委託製造に特化した会社となっています。Wikoは既にスマートフォンの販売や保守を行っていませんが、今回のRakuten Handの輸入元となっている通りTinnoの日本支部として活動しているようです。

Wikoが新製品を出していた頃に思ったのは「とても安っぽい見た目でおもちゃみたいだけど、手ごろな値段で普通に使えるスペックをしている」と言う印象でした。Rakuten Handにもその傾向が現れていると思います。

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