Raspberry Pi ZeroのHATを作った

Raspberry Pi Zeroの上につけるボードを作りました。

オーディオジャックとWifiと・・・といろいろな機能を全部入れようと思ったのですが、機能を載せすぎてWifiがうまく繋がらなくなってしまいました。

オーディオジャック

普通のRaspberry Piと違ってZeroにはオーディオ出力機能が付いていません。しかし、GPIOピンのPWM機能を使って音声出力することが出来ます。
単純にコンデンサを通して音声出力するだけだとかなりノイズが載って耳が痛い上に音量も小さいのでCRローパスフィルタで16kHz以上をカットし、オペアンプでヘッドフォンを駆動できるぐらいまで増幅しました。
回路が悪いせいかオペアンプは相性があり、LM358ではなくNJM4580じゃないと音割れして使えませんでした。ただ効果はそれなりにあって、音質もまあまあいいしSDの読み取り時のノイズも低減したような気がします。

電源ボタン

よく抜けるMicroUSBの代わりのDCジャックに繋がっているトグルスイッチとは別にシャットダウンが出来る電源ボタンを配置しました。
Raspberry PiではGPIO3とグラウンドを接触させると起動とシャットダウンをする設定が出来ます
シャットダウンのほうはピンを選べるのですが起動はGPIO3でなければいけないみたいでちょっと不便ですね…

Wifi

ここが一番トリッキーなところで、ESP8266をSDIO通信でWifiアダプターにしようと言うプロジェクトがあったのでそれを使おうと思ったのですがオーディオ機能と一緒に使おうとすると接続が切れる…
配線が混みあっている上に信号線の長さも気にしないで作ってしまったのでそれが悪かったかもしれません。
でも一応右チャンネルだけで音声出力するとどっちも使えるようにはなりました。→信号線がちゃんと半田付けできてないだけでした。(12/04)

赤外線レシーバーとかフレックスケーブルとかビデオ出力とかもつけましたがまだ試してません。

結論

しっかり考えてから配線しよう

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