ダイソーのBluetoothリモートシャッターでパソコンを操作したかった

1週間ぶりにダイソーに行くと、スマホのシャッターをBluetoothを使い離れたところから押せるというボタンが売っているのを発見しました。

実は数年前にも見たことがあるのですが使い道が思い浮かばずスルーしていただけなのですが、今回はこれを使ってWindowsのメディアプレーヤーを遠隔で操作できないかと思ったのです。

どのリモートシャッター?

ダイソーで売っている、青いパッケージで税込220円のものです。発売直後の2017年からしばらくは330円だったようですが、機能・外観共にそこまで変わらず値下げした形になっています。説明書なども入っていて220円の商品の割に手が込んでいます。

その仕組みは、最近のスマホでは音量ボタンを押すことでシャッターを切れる機能を利用して、Bluetoothキーボードとして振舞い「音量プラスが押された」という信号を送ることでシャッターを切るという仕組みになっています。

詳しく調べると先代との違いが見えてきます。先代では2つのボタンがAndroid用とiPhone用に分かれていたのが、今回は何の区別もなくなっていることです。これは元々Androidは「音量プラス+Enter」、iPhoneは「音量プラス」でシャッターが切れていたのが「音量プラス」のみに統合されたかららしいのですが、全く機能が同じボタンが2つある様は安物感を際立たせています。

Windowsで使えない

これをWindowsで使う際にABShutter3Keyというキーを変換するアプリがあったのですが、なんと今回買ったリモートシャッターはWindowsでは動作しませんでした

設定アプリでは「ドライバー エラー」、デバイスマネージャーでは「レポート記述子がバイト配列ではありませんでした」というエラーが表示され、ペアリングすらしてくれないのです。

一方iPhoneやAndroid、そしてMacでは動作します。そこで調べたところ、VIDが0x248AでPIDが0x8266のBluetooth4.1デバイスでした。何かの設定ミスかと思いましたが、Macでは使えるのにBootcamp上のWindowsでは前述のエラーが出てしまうことからファームウェアの変更に伴い動作が変更されて使えなくなったものと推測されます。

おわり

Windowsで認識すらされないとなるとどうしようもありません。しかし、Raspberry Pi Zero WやESP32などBluetooth搭載デバイスの操作には使えそうなので少し考えてみることにします。

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