「人生の夏休み」論

よく、「大学時代は人生の夏休み」といわれることがあります。

これは半分正しく、半分間違っていると言えます。

普通に講義がある

まず、当たり前ですが大学にはいくつもの講義があり、その中で一定の講義を受け、それぞれに合格しなければ卒業できません。

理系はもちろん、文系であってもまともに講義内容を理解し、良い成績を残したいと思えば相当な時間の予習・復習が必要になります。

文系は手を抜けば卒業は簡単にできますが、成績が低いと悪影響がある場面も多々あるため(留学や就職など…)おすすめはしません。

講義は授業期間の間ずっとあるので、本当に何もしなくていいのは各季節ごとの長期休暇ぐらいです。
春休みと夏休みはどちらも2ヶ月程度あり、こちらはたしかに人生の中で最も長く休暇が取れる時期となるでしょう。

夏休みも休んでいられない

長期休暇はあるものの、大学生というのは社会人と学生の緩衝地帯であり、その後を見据えて資格取得や留学を行う場合があります。

また、サークル活動やアルバイト、ゼミや就職活動も行う場合もあります。そう考えると、本当に何もない休暇は1年に1ヶ月程度(と細切れの休みが3週間ぐらい)となります。

もちろん、1ヶ月もまとまって休めるのは社会では多い方だと思いますが、人生の夏休みと言うにはあまりにも少ない期間だとも思います。

まとめ

大学生活を夏休みと言えるほど手を抜いて過ごす事はもちろん可能ですが、真面目にやろうとすると全然そうは言えないよという話でした。

でも逆に、1年に1ヶ月は毎日寝てても良いと考えると気が楽になりませんか?

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