Microshaft Windoze

さいきん平成レトロの文脈でクラシックなWindowsのパロディ現れたりしていますが、昔のWindows(とマイクロソフト)はバカにされる立場であることが多かったようです。Windozeはdoze(居眠り)と掛けた語で、英辞朗にも載っています。

Windows95の発売でOS市場のシェアを上げた90年代には、「3E戦略」や対抗企業へのFUDなどで話題となり悪印象も与えていました。そのためか、特にMacintoshやLinux上でそういうテーマのゲームが作られることが多かったように思います。

Windoze

1994年のDOS用パズルゲームです。フリーウェアとしてリリースされ、ソースコードも同梱されていました。Windows95発売以前にWindozeの名称を使っていて、かなり初期の用法ではないかと思います。ゲーム自体はセガの「コラムス」に似たルールで同じアイコンを3つ以上揃えると消えるというものになっています。下降を一回押したら止められないので少し操作性としては良くない気もします。

Microshaft Winblows 98

1998年のWindows/Machintosh用ポイント・アンド・クリックゲームです。Macromedia Directorを利用して製作されています。ネット上には情報は少ないですが、PC Watchのページプレイ動画が上がっていました。全体的にマイクロソフトへの悪意がこめられており、CEOも実名で出てくる勢いのあるゲームです。ただPinbillはゲーム性があり、クイズゲームはフルボイスで選択肢も皮肉めいたものになっているので面白いと思います。定価は5800円なので内容に対してかなり高めです。

Xbill

1994年のLinux向けフリーゲームです。内容はWindowsをインストールしようとする「Bill」をクリックで退治するハエ叩きのようなゲームになっており、レベルが上がるほど出現頻度が上がるので難しくなっていきます。Windows用バイナリのリンクは消えていましたが、自分でコンパイルすることでWindows上でもプレイできるようです。

最後に

最近ではこのような類のゲームは見当たらなくなってしまいましたが、一部ではまだあるようです。

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